• 日本文学

    [Japanese Literature]

    開講情報
    • 1年次前期

      講義

      1.5単位選択

    担当教員
    • 非常勤講師瀧本 和成

    備考  

    概要

    本講義では、〈随想〉というジャンルに照明を当て、その魅力について考えたい。とくに近代の〈随想〉に注目し、ジャンルとしての〈随想〉が成立する社会背景を視野に入れて、その特質や意義についても考察したい。
    近代の〈随想〉の中でも「よい文章である、とだけ言えばだれにでも通ずる作品」(ショウペンハウエル)を選び、鑑賞していきたい。

    授業の一般目標

    近代の〈随想〉の魅力や楽しさを享受し、日本近代文学の思潮を視野に入れながら、ジャンルとしての〈随想〉が成立する社会との関わりで理解、認識することを第一の目標とする。そのうえで〈随想〉の社会におけるその役割や(存在)意義 について考察することを第二の目標とする。

    準備学習(予習・復習)

    講義はテーマを視野に入れ、作品鑑賞を丁寧に行いますので、作品を読んできてください。

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 石川啄木「硝子窓」(1) 瀧本 石川啄木「硝子窓」の特質を把握できる。
    2 石川啄木「硝子窓」(2) 瀧本 石川啄木「硝子窓」の位置づけを把握できる。
    3 石川啄木「硝子窓」(3) 瀧本 石川啄木「硝子窓」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解できる。
    4 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」(1) 瀧本 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」の特質を把握できる。
    5 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」(2) 瀧本 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」の位置づけを把握できる。
    6 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」(3) 瀧本 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解する。
    7 森鷗外「馬琴日記鈔の後に書く」(1) 瀧本 森鴎外「馬琴日記鈔の後に書く」の特質を把握できる。
    8 森鷗外「馬琴日記鈔の後に書く」(2) 瀧本 森鴎外「馬琴日記鈔の後に書く」の位置づけを把握できる。
    9 森鷗外「馬琴日記鈔の後に書く」(3) 瀧本 森鴎外「馬琴日記鈔の後に書く」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解する。
    10 新居格「人生老い莫し」(1) 瀧本 新居格「人生老い莫し」の特質を把握できる。
    11 新居格「人生老い莫し」(2) 瀧本 新居格「人生老い莫し」の位置づけを把握できる。
    12 新居格「人生老い莫し」(3) 瀧本 新居格「人生老い莫し」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解できる。
    13 高田保馬「追憶の上海」(1) 瀧本 高田保馬「追憶の上海」の特質・位置づけを把握できる。
    14 高田保馬「追憶の上海」(2) 瀧本 高田保馬「追憶の上海」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解できる。
    15 総括・まとめ

    No.1

    学習項目 石川啄木「硝子窓」(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 石川啄木「硝子窓」の特質を把握できる。

    No.2

    学習項目 石川啄木「硝子窓」(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 石川啄木「硝子窓」の位置づけを把握できる。

    No.3

    学習項目 石川啄木「硝子窓」(3)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 石川啄木「硝子窓」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解できる。

    No.4

    学習項目 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」の特質を把握できる。

    No.5

    学習項目 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」の位置づけを把握できる。

    No.6

    学習項目 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」(3)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 石橋湛山「空想も現実も共に現実也」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解する。

    No.7

    学習項目 森鷗外「馬琴日記鈔の後に書く」(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 森鴎外「馬琴日記鈔の後に書く」の特質を把握できる。

    No.8

    学習項目 森鷗外「馬琴日記鈔の後に書く」(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 森鴎外「馬琴日記鈔の後に書く」の位置づけを把握できる。

    No.9

    学習項目 森鷗外「馬琴日記鈔の後に書く」(3)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 森鴎外「馬琴日記鈔の後に書く」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解する。

    No.10

    学習項目 新居格「人生老い莫し」(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 新居格「人生老い莫し」の特質を把握できる。

    No.11

    学習項目 新居格「人生老い莫し」(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 新居格「人生老い莫し」の位置づけを把握できる。

    No.12

    学習項目 新居格「人生老い莫し」(3)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 新居格「人生老い莫し」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解できる。

    No.13

    学習項目 高田保馬「追憶の上海」(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 高田保馬「追憶の上海」の特質・位置づけを把握できる。

    No.14

    学習項目 高田保馬「追憶の上海」(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 高田保馬「追憶の上海」を鑑賞し、そのうえで分析を試み、その内容を理解できる。

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    『随想選 サフラン-沈黙と思索の世界へ-』 上田博、C・FOX、瀧本和成編 嵯峨野書院

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    参考書・研究書等は講義中適宜指示する。

    成績評価方法・基準

    定期試験の成績を主とし、これに出席等の平常点を加味して総合評価する。 

    備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)

    質問時間:毎水曜日・昼の休憩時間に非常勤講師控室(躬行館2階)にて(事前連絡不要)。