[Philosophical Anthropology]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
「人間とは何か」という問いについて、哲学を出発点にどのように考えることができるかを、人間と社会を構成するさまざまな要素を視野に入れて考察する。その手段として、哲学的問題について記述する手法の一つである哲学小論文(ディセルタシオン)ならびにテクスト説明の技法を習得することを目指す。哲学の概念を用いつつ、対立意見についても十分な目配りを行った上で、論理的一貫性を持った意見を明快な文章で書けるようになること、そして文章の問いや論理構成を把握した上で、その構造を明確に示すことができるようになることを目指す。
この授業は全て対面授業で構成する。
人間の多様な側面について、哲学がどのように考えてきたかを区別し、説明できる。
現代の哲学的な文献を読解するために必要な基礎知識を身につける。
この講義では主に復習に時間を使うこと。
毎回の配布資料を授業後に読み直し、理解の行き届かない部分についてはまず自分で考えてみること。それでもわからない部分については、友人同士で議論したり、教員に質問したりすること。また、授業中に配布する哲学に関する著作の抜粋もできるだけ詳細に読んでおくこと。
準備学習の所要時間は各回の内容や時期によって異なるので一律の時間を決めることはしないが、平均すると150分程度を必要とする。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
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1 | 哲学的に考え、書く | 坂本 | 哲学における考え方、議論の仕方について説明できる。 哲学小論文の基本的構成要素、記述法について説明できる。 |
2 | 哲学小論文の社会的・文化的背景 | 坂本 | フランスの哲学教育における哲学小論文の位置づけと機能について説明できる。 |
3 | 「思考の型」を知る |
坂本 | 哲学小論文の基本的構造を理解し、説明できる。 |
4 | 「思考の型」を使う |
坂本 | 哲学小論文の問題分析の手続きを練習問題を通じて理解し、その概要を説明できる。 |
5 | 労働・自由 |
坂本 | 労働と自由という二つの哲学的テーマについて理解し、説明できる。 |
6 | 正義・幸福 |
坂本 | 正義と幸福という二つの哲学的テーマについて理解し、説明できる。 |
7 | 構成案の書き方を学ぶ | 坂本 | 哲学小論文の構成案の書き方について説明できる。 |
8 | 中間課題 |
坂本 | 哲学小論文の構成案を作成できる。 |
9 | テクストを説明する |
坂本 | テクスト説明の目的・方法について説明できる。 |
10 | テクストのテーマ、主張、問題を識別する | 坂本 | テクストが何をどのように扱っているかを説明できる |
11 | テクストの主張を要約する |
坂本 | テクストをいくつかの部分に分け、それぞれをパラフレーズを避けつつ要約できる |
12 | 哲学的テクストを読む(1) |
坂本 | 労働、自由などのテーマに関する哲学的テクストをテクスト説明の手法に従って読むことができる |
13 | 哲学的テクストを読む(2) | 坂本 | 正義、幸福などのテーマに関する哲学的テクストをテクスト説明の手法に従って読むことができる |
14 | 学期末課題 |
坂本 | テクスト説明の方法を用いて、テクストのテーマ、主張、問題を見分け、各部分を要約できる |
15 | 総括・まとめ | 坂本 |
No.1
学習項目 | 哲学的に考え、書く |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 哲学における考え方、議論の仕方について説明できる。 哲学小論文の基本的構成要素、記述法について説明できる。 |
No.2
学習項目 | 哲学小論文の社会的・文化的背景 |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | フランスの哲学教育における哲学小論文の位置づけと機能について説明できる。 |
No.3
学習項目 | 「思考の型」を知る |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 哲学小論文の基本的構造を理解し、説明できる。 |
No.4
学習項目 | 「思考の型」を使う |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 哲学小論文の問題分析の手続きを練習問題を通じて理解し、その概要を説明できる。 |
No.5
学習項目 | 労働・自由 |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 労働と自由という二つの哲学的テーマについて理解し、説明できる。 |
No.6
学習項目 | 正義・幸福 |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 正義と幸福という二つの哲学的テーマについて理解し、説明できる。 |
No.7
学習項目 | 構成案の書き方を学ぶ |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 哲学小論文の構成案の書き方について説明できる。 |
No.8
学習項目 | 中間課題 |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 哲学小論文の構成案を作成できる。 |
No.9
学習項目 | テクストを説明する |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | テクスト説明の目的・方法について説明できる。 |
No.10
学習項目 | テクストのテーマ、主張、問題を識別する |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | テクストが何をどのように扱っているかを説明できる |
No.11
学習項目 | テクストの主張を要約する |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | テクストをいくつかの部分に分け、それぞれをパラフレーズを避けつつ要約できる |
No.12
学習項目 | 哲学的テクストを読む(1) |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 労働、自由などのテーマに関する哲学的テクストをテクスト説明の手法に従って読むことができる |
No.13
学習項目 | 哲学的テクストを読む(2) |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | 正義、幸福などのテーマに関する哲学的テクストをテクスト説明の手法に従って読むことができる |
No.14
学習項目 | 学期末課題 |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 | テクスト説明の方法を用いて、テクストのテーマ、主張、問題を見分け、各部分を要約できる |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
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担当教員 | 坂本 |
学生の到達目標 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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『バカロレアの哲学-「思考の型」で自ら考え、書く』 | 坂本尚志 | 日本実業出版社 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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『バカロレア幸福論 フランスの高校生に学ぶ哲学的思考のレッスン』 | 坂本尚志 | 星海社 |
平常点40%(授業参加、課題の提出状況等により算出)、中間課題30%、学期末課題30%
成績評価の講評については、個別に対応する。