[Infection control]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
院内感染は患者のみならず、医療従事者の生命を脅かし、また医療経済の大きな損失をもたらす重要な問題である。院内感染の発生や拡大の防止のために、多くの病院では標準予防策、感染経路別対策や消毒薬の使用法などの知識と技術を身に付けた医師、看護師、薬剤師などから構成された感染制御チーム(ICT)や抗菌薬適正使用チーム(AST)が活躍している。本概論では、感染制御専門薬剤師の基礎の修得を目的として、洛和会音羽病院の協力のもとに、感染制御や抗菌薬適正使用のために必要な知識や技能の習得、また感染症の重要な病原因子の基礎研究データを理解し、考察力向上を目指す。
科目名は病院を意識したものであるが、最近の社会的動向では感染制御は病院薬剤師のみならず、薬局薬剤師にも求められる知識・技能である。
この授業は全て対面授業で構成する。
病院に限らず、薬剤師として求められる感染対策に必要な知識、技能を修得する。
[関連する卒業認定・学位授与方針]DP1・DP4
講義に相当する内容について教科書等を用いて予習すること。また、復習は、配布したプリントを再読し、疑問点等を見出すこと。各担当の先生の指示に従ってレポートをmanaba を介して提出すること。予習復習を合わせて1週あたり1時間程度の学修が必要である。内容については、その都度指示する。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 | SBOコード |
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1 | 院内感染対策の必要性 | 神谷 | ☆なぜ院内感染対策が必要なのかを説明できる。 | |
2 | 院内感染の実際 | 神谷 | ☆実例を挙げて、病院等で発生した院内感染について説明することができる。 | |
3 | 感染症診療の実際 | 神谷 | ☆感染症が起こった場合の治療の基本的な流れを説明できる |
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4 | 感染対策や抗菌薬適正使用支援チームにおける薬剤師の役割 | 村木 | ☆抗菌薬適正使用チーム(AST)や感染対策チーム(ICT)における薬剤師の役割を説明できる。 | |
5 | 症例を用いた演習 | 村木 | ☆症例への介入と感染症学・感染症治療学で学んだことを関連付けることが出来る。 | |
6 | 臨床的研究データの解釈と理解 | 村木 | ☆微生物学および感染症学的見地から臨床的な研究データを理解し、考察力の向上をはかることができる。 | |
7 | 基礎的研究データの解釈と理解 | 関根 | ☆微生物学および感染症学的見地から基礎的な研究データを理解し、考察力の向上をはかることができる。 | |
8 | 基礎的研究データの解釈と理解 | 八尋 | ☆微生物学および感染症学的見地から基礎的な研究データを理解し、考察力の向上をはかることができる。 |
No.1
学習項目 | 院内感染対策の必要性 |
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担当教員 | 神谷 |
学生の到達目標 | ☆なぜ院内感染対策が必要なのかを説明できる。 |
SBOコード |
No.2
学習項目 | 院内感染の実際 |
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担当教員 | 神谷 |
学生の到達目標 | ☆実例を挙げて、病院等で発生した院内感染について説明することができる。 |
SBOコード |
No.3
学習項目 | 感染症診療の実際 |
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担当教員 | 神谷 |
学生の到達目標 | ☆感染症が起こった場合の治療の基本的な流れを説明できる |
SBOコード |
No.4
学習項目 | 感染対策や抗菌薬適正使用支援チームにおける薬剤師の役割 |
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担当教員 | 村木 |
学生の到達目標 | ☆抗菌薬適正使用チーム(AST)や感染対策チーム(ICT)における薬剤師の役割を説明できる。 |
SBOコード |
No.5
学習項目 | 症例を用いた演習 |
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担当教員 | 村木 |
学生の到達目標 | ☆症例への介入と感染症学・感染症治療学で学んだことを関連付けることが出来る。 |
SBOコード |
No.6
学習項目 | 臨床的研究データの解釈と理解 |
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担当教員 | 村木 |
学生の到達目標 | ☆微生物学および感染症学的見地から臨床的な研究データを理解し、考察力の向上をはかることができる。 |
SBOコード |
No.7
学習項目 | 基礎的研究データの解釈と理解 |
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担当教員 | 関根 |
学生の到達目標 | ☆微生物学および感染症学的見地から基礎的な研究データを理解し、考察力の向上をはかることができる。 |
SBOコード |
No.8
学習項目 | 基礎的研究データの解釈と理解 |
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担当教員 | 八尋 |
学生の到達目標 | ☆微生物学および感染症学的見地から基礎的な研究データを理解し、考察力の向上をはかることができる。 |
SBOコード |
村木優一
業種:病院
学習項目No. | その経験を生かして、どのような教育を行なうのか。 |
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6,7 | 国立大学病院で16年勤務し、薬剤部では各部署の主任、副薬剤部長を経験しました。担当病棟は肝胆膵移植外科を中心に様々な病棟を経験してきました。感染症の専門・認定薬剤師、医療薬学会の指導薬剤師も取得し、臨床研究を行ってきました。多種多様な経験を活かして、医療現場における薬剤師がどうあるべきか、今何を学ぶ必要があるのか考える機会を与えます。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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薬学領域の病原微生物学・感染症学・化学療法学(第4版) | 増澤俊幸、河村好章 ほか | 廣川書店 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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薬剤師のための感染制御マニュアル | 日本病院薬剤師会 | 薬事日報社 |
標準予防策実践マニュアル | ICHG研究会 | 南江堂 |
レポート (100%)を評価する。
講評は、合格発表日にmanaba 等にて公開する。
神谷亨(洛和会音羽病院・医師)