• 医薬品化学

    [Medicinal Chemistry]

    開講情報
    • 3年次後期

      講義

      1.5単位必修

    担当教員
    • 教授大石 真也

      准教授小林 数也

      助教岩本 直也

    備考  

    概要

     生体分子化学で学んだ生体分子の性質や生体内反応に関する内容を習熟していることを前提として、代表的な医薬品が薬効を示す原理を化学的観点から理解するとともに、新薬開発における分子設計の考え方を学習する。
     この授業は、対面講義7回、中継講義7回で実施する。

    授業の一般目標

     医薬品の作用を生体分子の機能や化学構造と関連づけて分子レベルで理解するとともに、構造活性相関に基づくドラッグデザインや医薬品と生体のかかわりについて説明できるようになる。古典的な薬物の開発例とともに、第2世代・第3世代の医薬品の開発経緯を学び、新しい創薬手法について理解を深める。
    [関連する卒業認定・学位授与方針]DP1・DP2

    準備学習(予習・復習)

     各回の授業前に、教科書の該当部分の内容を読み、予習すること(各回1時間程度)。授業後の復習では、関連領域(有機化学、生化学、薬理学など)とのつながりを視野に入れて学習内容の理解を深めるとともに、授業中に指定する課題に取り組みレポートを提出する(各回1.5時間程度)。 

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 概論:医薬品の創製 大石 古典的な医薬品開発から理論的な創薬への歴史について説明できる。
    2 医薬品の標的となる生体分子 大石 医薬品の標的となる代表的な生体分子を列挙し、その特徴を説明できる。
    3 医薬品の構造と生体分子との相互作用 大石 医薬品の化学構造の特徴を理解し、薬理作用や薬物動態への寄与を説明できる。医薬品と標的分子の相互作用を化学的観点から説明できる。
    4 神経系に作用する薬剤1 大石 中枢神経系に作用する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    5 神経系に作用する薬剤2 大石 自律神経系に作用する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    6 高血圧症治療薬 小林数 高血圧症の治療に寄与する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    7 脂質異常症治療薬・骨粗鬆症治療薬 小林数 脂質異常症・骨粗鬆症の治療に寄与する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    8 免疫系に作用する薬剤と鎮痛薬 小林数 免疫抑制作用、抗炎症作用、解熱鎮痛作用を示す医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    9 気管支喘息・消化性潰瘍治療薬 小林数 ヒスタミン受容体に作用する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    10 糖尿病治療薬 小林数 糖尿病の治療に寄与する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    11 がん治療薬1 岩本 DNAに作用する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    12 がん治療薬2 岩本 細胞機能の調節により抗がん作用を示す医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    13 抗菌薬と抗真菌薬 大石 抗菌活性・抗真菌活性を示す医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    14 抗ウイルス薬 大石 抗ウイルス活性を示す医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。
    15 総括・まとめ

    No.1

    学習項目 概論:医薬品の創製
    担当教員 大石
    学生の到達目標 古典的な医薬品開発から理論的な創薬への歴史について説明できる。

    No.2

    学習項目 医薬品の標的となる生体分子
    担当教員 大石
    学生の到達目標 医薬品の標的となる代表的な生体分子を列挙し、その特徴を説明できる。

    No.3

    学習項目 医薬品の構造と生体分子との相互作用
    担当教員 大石
    学生の到達目標 医薬品の化学構造の特徴を理解し、薬理作用や薬物動態への寄与を説明できる。医薬品と標的分子の相互作用を化学的観点から説明できる。

    No.4

    学習項目 神経系に作用する薬剤1
    担当教員 大石
    学生の到達目標 中枢神経系に作用する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.5

    学習項目 神経系に作用する薬剤2
    担当教員 大石
    学生の到達目標 自律神経系に作用する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.6

    学習項目 高血圧症治療薬
    担当教員 小林数
    学生の到達目標 高血圧症の治療に寄与する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.7

    学習項目 脂質異常症治療薬・骨粗鬆症治療薬
    担当教員 小林数
    学生の到達目標 脂質異常症・骨粗鬆症の治療に寄与する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.8

    学習項目 免疫系に作用する薬剤と鎮痛薬
    担当教員 小林数
    学生の到達目標 免疫抑制作用、抗炎症作用、解熱鎮痛作用を示す医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.9

    学習項目 気管支喘息・消化性潰瘍治療薬
    担当教員 小林数
    学生の到達目標 ヒスタミン受容体に作用する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.10

    学習項目 糖尿病治療薬
    担当教員 小林数
    学生の到達目標 糖尿病の治療に寄与する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.11

    学習項目 がん治療薬1
    担当教員 岩本
    学生の到達目標 DNAに作用する医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.12

    学習項目 がん治療薬2
    担当教員 岩本
    学生の到達目標 細胞機能の調節により抗がん作用を示す医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.13

    学習項目 抗菌薬と抗真菌薬
    担当教員 大石
    学生の到達目標 抗菌活性・抗真菌活性を示す医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.14

    学習項目 抗ウイルス薬
    担当教員 大石
    学生の到達目標 抗ウイルス活性を示す医薬品を列挙し、化学構造に基づく性質を説明できる。

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    ベーシック薬学教科書シリーズ6 創薬科学・医薬化学(第2版増補版) 橘高敦史 編 化学同人

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    現場で役に立つ!臨床医薬品化学 臨床医薬品化学研究会 化学同人
    ダンラップ・ヒューリン 創薬化学 N. K. Dunlap; D. M. Huryn 東京化学同人
    An Introduction to Medicinal Chemistry, 7th ed. G. L. Patrick Oxford University Press

    成績評価方法・基準

    定期試験(85%)および課題レポート(15%)により評価する。

    評価のフィードバック

    manaba上に成績講評を掲示する。