[Pharmacognosy, Lab.]
| 開講情報 |
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| 担当教員 |
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| 備考 |
生薬学・天然物化学や医薬化学は、さまざまなリソースからヒトや動物に適用する医薬品を創製するための基盤分野である。多くの医薬品には、天然物またはその誘導体を出発点として開発された有機化合物が含まれており、安全で高品質な医薬を患者に提供することが必要となる。本実習では、実際にヒトや動物に供される「薬用植物由来の生薬」や「生物活性をもつ化合物」の取り扱いを通して、医薬に求められる品質や特性を学修する。具体的には、代表的な漢方処方の配合、生薬や市販薬の成分の確認、薬理試験に供する化合物の合成を行う。本実習で調製した医薬品は、調香・服用を通して体感したり、後続の薬理学実習での動物実験に用いて、「医薬の調製→薬理応用」の流れを体系的に理解する。本実習を通じて、天然・医薬化学の創薬や生命科学との関わり実感的に学修し、薬学における創薬研究の意義を理解する。この実習はすべて対面で実施する。
漢方方剤や医薬品の調製・合成、生薬・市販薬の鑑別・確認試験・品質評価手法に関する、基本的技能と知識を修得する。
[関連する卒業認定・学位授与方針]DP1・DP2
実習書を事前によく読んで実習の目的・方法を十分に理解するとともに、実験ノートに実験計画を立案する。受講後には実験ノートを整理するとともに、実習中に実験ノート上に適切に書き留めた実験記録をもとにレポートの作成を通して、復習する。
| No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
|---|---|---|---|
| 1 | 精油成分の抽出 | 全員 | 植物試料を用いた水蒸気蒸留法により精油成分を抽出でき、精油の特徴を説明できる。 |
| 2 | 生薬および生薬由来の医薬品の確認試験 | 全員 | 代表的な生薬および生薬を原料とする医薬品の確認試験が実施できる。 |
| 3 | 生薬の鑑別および漢方方剤の調製 | 全員 | 漢方方剤の各構成生薬を選別・鑑定できる。漢方方剤の煎剤の調製ができる。 |
| 4 | 医薬品の合成 | 全員 | 局所麻酔薬の合成を通して、ヒト・動物に用いられる医薬品の特性を説明できる。 |
| 5 | 市販薬成分の解析 | 全員 | これまでの実習で修得した各種分析法を利用して、複数の活性成分を含む市販薬の解析ができる。 |
No.1
| 学習項目 | 精油成分の抽出 |
|---|---|
| 担当教員 | 全員 |
| 学生の到達目標 | 植物試料を用いた水蒸気蒸留法により精油成分を抽出でき、精油の特徴を説明できる。 |
No.2
| 学習項目 | 生薬および生薬由来の医薬品の確認試験 |
|---|---|
| 担当教員 | 全員 |
| 学生の到達目標 | 代表的な生薬および生薬を原料とする医薬品の確認試験が実施できる。 |
No.3
| 学習項目 | 生薬の鑑別および漢方方剤の調製 |
|---|---|
| 担当教員 | 全員 |
| 学生の到達目標 | 漢方方剤の各構成生薬を選別・鑑定できる。漢方方剤の煎剤の調製ができる。 |
No.4
| 学習項目 | 医薬品の合成 |
|---|---|
| 担当教員 | 全員 |
| 学生の到達目標 | 局所麻酔薬の合成を通して、ヒト・動物に用いられる医薬品の特性を説明できる。 |
No.5
| 学習項目 | 市販薬成分の解析 |
|---|---|
| 担当教員 | 全員 |
| 学生の到達目標 | これまでの実習で修得した各種分析法を利用して、複数の活性成分を含む市販薬の解析ができる。 |
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| 実習書を配布する。 | ||
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| 実験を安全に行うために 第8版 | 化学同人編集部編 | 化学同人 |
| 続 実験を安全に行うために 第4版 | 化学同人編集部編 | 化学同人 |
| 第十八改正 日本薬局方解説書 | 廣川書店 | |
| 新スタンダード薬学シリーズ 第3巻 基礎薬学Ⅵ. 生薬学・天然物化学・漢方療法 | 新スタ薬シリーズ編集委員会 編 | 東京化学同人 |
| 新スタンダード薬学シリーズ 第3巻 基礎薬学Ⅴ. 医薬品化学 | 新スタ薬シリーズ編集委員会 編 | 東京化学同人 |
全実習項目へ遅刻、早退せず出席すること、およびレポートの期限内提出は必須とする。
なお、点数配分はレポート(50%)、提出物(50%)とする。
manabaに掲載する。