• ドイツ語2A

    [German 2A]

    開講情報
    • 2年次前期

      講義

      1.5単位選択

    担当教員
    • 准教授桑形 広司

      非常勤講師飯森 伸哉

    備考  

    概要

     1年次の授業ではドイツ語の基本文法を学びました。2年次ではこれをもとに長文読解に取り組みます。2年次の前期では一通り文法の基礎を学び終えた受講生が簡単なドイツ語を運用できるよう、各課で提示されたテーマに沿った単語を覚え、それを使って文章を書く、とりわけ聞く能力の向上を目指します。さらに夏にフライブルク大学のサマープログラム「フライブルク夏大学」に参加を考えている受講生にとって、予備授業となるようドイツ語の聞き取り練習や日常生活に必要な語句、言い回しなどの修得を目指します。使用するテキストはちょうど基本文法の学習を終えた受講者が覚えておけば、ドイツ語圏の世界で迷子にならないレベルの語句で構成されたものです。

    授業の一般目標

     課が進むにつれて取り扱われる内容は増えていきますが、大体一回の授業で一課を終了する程度のペースで進めていきます。あれこれ欲張らず、今回は教科書の練習問題を通じてドイツ語の発音の向上、語彙力の増加、とりわけ聞き取り能力の強化を最大の目標とします。そのために教科書に添付されているCDを使って聞き取り練習をします。とにかく外国語の学習では単語の暗記が重要なので、前期の間にできるだけ多くの日常生活関連の単語を身につけましょう。

    準備学習(予習・復習)

     語彙力アップのため、毎回授業の初めに教科書に関連する単語のテストをします。教科書に添付されているCDの中の指定した箇所を聞いて確認し、練習問題を順番に黒板に板書してもらう予定です。とりわけドイツ語の聞き取り能力のアップを目指しますので、あらかじめ指定する練習問題の徹底的な聞き取りの予習をしておくことを義務付けます。そのためには予習復習のために最低1時間程度の学習が必要です。

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 ドイツ語の発音の基本
    ドイツ語の文字と発音の関係
    桑形
    飯森
    ドイツ語の単語の発音の仕方と基本的な挨拶の仕方を覚える。
    2 人称代名詞、動詞の現在人称変化
    主な疑問詞
    桑形
    飯森
    文章の顔ともいえる人称代名詞やドイツ語の現在人称変化と動詞を中心とした語順に慣れる。
    3 名詞の性と冠詞、冠詞の使い方、格変化と格の役割 桑形
    飯森
    名詞の性の違いを意識しながら、格変化が自在にこなせるようにする。
    4 不規則な変化をする動詞、
    名詞の複数形
    桑形
    飯森
    時間の表現の仕方、重要な意味を担うことが多い不規則変化の動詞の現在人称変化を完全に暗記する。
    5 定冠詞類と不定冠詞類の使い方、主な従属接続詞
    話法の助動詞、未来の助動詞
    桑形
    飯森
    定冠詞と同じ変化をする指示代名詞や疑問代名詞、不定冠詞と同じ変化をする所有冠詞や否定冠詞など不定冠詞類を完全に暗記する。
    6 前半のまとめ 桑形
    飯森
    前半学習した事項を復習する意味で
    応用テキストを読んでみる。
    7 前置詞の格支配、分離・非分離動詞の使い方 桑形
    飯森
    独特の性質を持つ前置詞の機能と用法を学ぶ。
    英語の群動詞に似た機能を持つ分離動詞を自在に使いこなせるようにする。
    8 話法の助動詞、未来の助動詞
    分離・非分離動詞、命令表現
    桑形
    飯森
    話法の助動詞の用法、未来の助動詞の用法を英語と比較しながら学ぶ。三つある命令表現の作り方と用法を
    完璧に覚える。
    9 形容詞を名詞と組み合わせたときの語尾変化、ドイツ語の序数 桑形
    飯森
    性、数、格に応じて形を変える形容詞の変化を完全に覚える。日付を表すために欠かせない序数詞を自在にこなせるようにする。
    10 再帰動詞、不定詞とzu不定詞 桑形
    飯森
    ドイツ人の世界観に深く関わる再帰動詞と「~するために」など英語のto不定詞の副詞的用法であるzu不定詞の用法を完全に身につける。
    11 過去形の作り方、過去人称変化
    形容詞の比較の作り方、用法
    桑形
    飯森
    ドイツ語の過去形の作り方、人称変化を確実に覚える。英語と比較しながら形容詞の比較を身につける。
    12 過去分詞の作り方、現在完了と過去完了の用法 桑形
    飯森
    ドイツ語では現在完了が過去の代替表現として用いられることを身につける。
    13 受動態 桑形
    飯森
    英語と比較しながら受身の表現方法を確実に身につける。受動態の代替表現にも慣れる。
    14 関係代名詞 桑形
    飯森
    英語の関係代名詞と比較しながら、ドイツ語の関係代名詞特有の使い方を確実に身につける。
    15 総括・まとめ

    No.1

    学習項目 ドイツ語の発音の基本
    ドイツ語の文字と発音の関係
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 ドイツ語の単語の発音の仕方と基本的な挨拶の仕方を覚える。

    No.2

    学習項目 人称代名詞、動詞の現在人称変化
    主な疑問詞
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 文章の顔ともいえる人称代名詞やドイツ語の現在人称変化と動詞を中心とした語順に慣れる。

    No.3

    学習項目 名詞の性と冠詞、冠詞の使い方、格変化と格の役割
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 名詞の性の違いを意識しながら、格変化が自在にこなせるようにする。

    No.4

    学習項目 不規則な変化をする動詞、
    名詞の複数形
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 時間の表現の仕方、重要な意味を担うことが多い不規則変化の動詞の現在人称変化を完全に暗記する。

    No.5

    学習項目 定冠詞類と不定冠詞類の使い方、主な従属接続詞
    話法の助動詞、未来の助動詞
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 定冠詞と同じ変化をする指示代名詞や疑問代名詞、不定冠詞と同じ変化をする所有冠詞や否定冠詞など不定冠詞類を完全に暗記する。

    No.6

    学習項目 前半のまとめ
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 前半学習した事項を復習する意味で
    応用テキストを読んでみる。

    No.7

    学習項目 前置詞の格支配、分離・非分離動詞の使い方
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 独特の性質を持つ前置詞の機能と用法を学ぶ。
    英語の群動詞に似た機能を持つ分離動詞を自在に使いこなせるようにする。

    No.8

    学習項目 話法の助動詞、未来の助動詞
    分離・非分離動詞、命令表現
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 話法の助動詞の用法、未来の助動詞の用法を英語と比較しながら学ぶ。三つある命令表現の作り方と用法を
    完璧に覚える。

    No.9

    学習項目 形容詞を名詞と組み合わせたときの語尾変化、ドイツ語の序数
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 性、数、格に応じて形を変える形容詞の変化を完全に覚える。日付を表すために欠かせない序数詞を自在にこなせるようにする。

    No.10

    学習項目 再帰動詞、不定詞とzu不定詞
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 ドイツ人の世界観に深く関わる再帰動詞と「~するために」など英語のto不定詞の副詞的用法であるzu不定詞の用法を完全に身につける。

    No.11

    学習項目 過去形の作り方、過去人称変化
    形容詞の比較の作り方、用法
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 ドイツ語の過去形の作り方、人称変化を確実に覚える。英語と比較しながら形容詞の比較を身につける。

    No.12

    学習項目 過去分詞の作り方、現在完了と過去完了の用法
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 ドイツ語では現在完了が過去の代替表現として用いられることを身につける。

    No.13

    学習項目 受動態
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 英語と比較しながら受身の表現方法を確実に身につける。受動態の代替表現にも慣れる。

    No.14

    学習項目 関係代名詞
    担当教員 桑形
    飯森
    学生の到達目標 英語の関係代名詞と比較しながら、ドイツ語の関係代名詞特有の使い方を確実に身につける。

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    新・行ってみたいなドイツ 西村佑子 ルドルフ・ペトリック 郁文堂

    成績評価方法・基準

     定期試験の成績を80%、授業中に課する小テストを20%として評価する。

    評価のフィードバック

     成績評価の講評については、合格発表以後個別に対応する。