[English 1A]
開講情報 |
|
---|---|
担当教員 |
|
備考 |
・英語圏の同世代に向けて、多様なメディアで発信される情報を教材とすることで、英語を使用する人々の文化や宗教、歴史や法制度を理解しながら、英語を使う姿勢と技能を身につける。
・学校で一般英語を学習するのは今学期を含めて3学期だ。その後に、自分一人で英語の問題に対応していくときに必要なツールを、高校までの英語の知識・技能の棚卸しをしながら、確認していく。
・授業の実施方法(諸般の事情により変更が必要な場合は事前にお知らせします)
この講義は、原則として教室で対面講義形態で実施する。
・中高で学んだ英語を土台として、情報源の信頼度や情報の真偽を見極めながらインターネットを活用し、英語でコミュニケートする段階に入る。
・英語圏(特にアメリカ合衆国)で暗黙の前提とされている宗教や歴史・制度について、自覚的に理解し、読解や翻訳に活かすことができる。
・多様なソースを使いこなすことで、自分にあった英語技能の向上方法を見つける。
[関連する卒業認定・学位授与方針]DP3・DP4
★毎週の授業の予習・復習にはあわせて週に150分(2時間半)程度の時間が必要です。
・各回の教材は、manabaに掲載されたwebsiteからアクセスして動画なら視聴、文章ならしっかりと読み、音声教材があればそれを聞いて朗読の練習をしてください。
・項目ごとに準備学習課題が課されています。締切を守って提出してください。
・新型コロナウィルス感染の拡大が収まっていれば、人間の無知、思い込みがPandemicを拡げ、弱者を偏見と差別で死に追いやってきた歴史として、AIDSについて描いた "Philadelphia"という映画を視聴したいと考えています。実施の可否は新型コロナウィルス感染の制御状況などをみながら学期の半ばまでに決定してお知らせします。視聴可能となった場合は、2時間5分(125分)という長尺の映画であるため、「準備学習」として授業時間外で皆さんと調整しながら実施スケジュールを決めます。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
---|---|---|---|
1 | Introduction Self-introduction through video |
實川 | ・授業の目標を理解し、目標到達の道筋としての学習項目と教材、授業の進め方を確認する。 ・English Communicationの基盤-対話相手のことを知る(事前に「英語で自己紹介」の1分間動画を作成しmanabaで提出のこと) |
2 | Academic skills ① | 實川 | ・英語文と日本語対訳を比較して、翻訳に際しての問題発見から知識の見直しを通して解決方法を身につける。 |
3 | Academic skills ② | 實川 | ・アメリカ的学習法も参考にして、ノートをとるとはどういうことかについて自分なりの考えをもち実践していくことができる。 |
4 | "What's the Difference Between Infectious and Contagious?"(Nemours Foundation) | 實川 | ・英語圏青少年向けの健康啓発用教材を活用することができる。 ・合衆国のNPOが青少年向けに提供する健康・医療教材を用いて、感染症についての英語の基本語彙と言い回しを身につける。 |
5 | "How Pandemics Spread" (Mark Honigsbaum, TED-ed 2012) ① | 實川 | ・Youtubeなどインターネット上のリソースを英語学習に使うことができる。 ・Youtubeなどインターネット上のリソースから必要な情報を探して取得することができる。 |
6 | "How Pandemics Spread" ② | 實川 | ・Mutationとパンデミックの関係を理解する。 ・パンデミックの経緯と歴史について英語で発信できる。 |
7 | "Genesis” | 實川 | ・聖書「創世記」を英語で読み、英語に反映される宗教について考えることができる。 ・信仰と科学の狭間の葛藤について理解できる。 |
8 | American Society and Christianity | 實川 | ・アメリカ合衆国を例として、憲法が保障する「宗教の自由」ということばの解釈の背景を理解し、民主的に選ばれた政治家の信仰と政策について議論できる。 |
9 | "Genesis" and "On the Origin of Species" | 實川 | ・完全不変のSpecial Creationの教義から離れてChange・Mutateの概念が生まれる歴史を理解することができる。 ・Darwinの沈黙を通して、「科学者」が同時に信仰者であり生活者であることからの個人の葛藤があることを理解できる。 |
10 | "The Making of a Theory: Darwin, Wallace and Natural Selection" (HHMI BioInteractive Video, 2014) ① | 實川 | ・DarwinとWallaceの伝記を視聴することを通して、Scientific TheoryとTheory Makingについて考えることができるようになる。 |
11 | The Making of a Theory② | 實川 | ・Natural Selectionの基礎を説明できる。 ・Theory Makingの基礎を説明できる。 |
12 | Natural Selection and the Rock Pocket Mouse (HHMI BioInteractive Video, 2014)① | 實川 | Natural Selectionをmicro environmentで立証する過程を英語で視聴し、Scientific Theory Buildingの基礎知識を身につける。 |
13 | Natural Selection and the Rock Pocket Mouse ② | 實川 | Evolutionにおける予測不能性と規則性の二面性を理解し、英語で説明する語彙や言い回しを身につける。 |
14 | Natural Selection and the Rock Pocket Mouse ③ | 實川 | EvolutionにおけるAdaptation概念を理解し説明できるようになる。 |
15 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | Introduction Self-introduction through video |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・授業の目標を理解し、目標到達の道筋としての学習項目と教材、授業の進め方を確認する。 ・English Communicationの基盤-対話相手のことを知る(事前に「英語で自己紹介」の1分間動画を作成しmanabaで提出のこと) |
No.2
学習項目 | Academic skills ① |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・英語文と日本語対訳を比較して、翻訳に際しての問題発見から知識の見直しを通して解決方法を身につける。 |
No.3
学習項目 | Academic skills ② |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・アメリカ的学習法も参考にして、ノートをとるとはどういうことかについて自分なりの考えをもち実践していくことができる。 |
No.4
学習項目 | "What's the Difference Between Infectious and Contagious?"(Nemours Foundation) |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・英語圏青少年向けの健康啓発用教材を活用することができる。 ・合衆国のNPOが青少年向けに提供する健康・医療教材を用いて、感染症についての英語の基本語彙と言い回しを身につける。 |
No.5
学習項目 | "How Pandemics Spread" (Mark Honigsbaum, TED-ed 2012) ① |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・Youtubeなどインターネット上のリソースを英語学習に使うことができる。 ・Youtubeなどインターネット上のリソースから必要な情報を探して取得することができる。 |
No.6
学習項目 | "How Pandemics Spread" ② |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・Mutationとパンデミックの関係を理解する。 ・パンデミックの経緯と歴史について英語で発信できる。 |
No.7
学習項目 | "Genesis” |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・聖書「創世記」を英語で読み、英語に反映される宗教について考えることができる。 ・信仰と科学の狭間の葛藤について理解できる。 |
No.8
学習項目 | American Society and Christianity |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・アメリカ合衆国を例として、憲法が保障する「宗教の自由」ということばの解釈の背景を理解し、民主的に選ばれた政治家の信仰と政策について議論できる。 |
No.9
学習項目 | "Genesis" and "On the Origin of Species" |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・完全不変のSpecial Creationの教義から離れてChange・Mutateの概念が生まれる歴史を理解することができる。 ・Darwinの沈黙を通して、「科学者」が同時に信仰者であり生活者であることからの個人の葛藤があることを理解できる。 |
No.10
学習項目 | "The Making of a Theory: Darwin, Wallace and Natural Selection" (HHMI BioInteractive Video, 2014) ① |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・DarwinとWallaceの伝記を視聴することを通して、Scientific TheoryとTheory Makingについて考えることができるようになる。 |
No.11
学習項目 | The Making of a Theory② |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | ・Natural Selectionの基礎を説明できる。 ・Theory Makingの基礎を説明できる。 |
No.12
学習項目 | Natural Selection and the Rock Pocket Mouse (HHMI BioInteractive Video, 2014)① |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | Natural Selectionをmicro environmentで立証する過程を英語で視聴し、Scientific Theory Buildingの基礎知識を身につける。 |
No.13
学習項目 | Natural Selection and the Rock Pocket Mouse ② |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | Evolutionにおける予測不能性と規則性の二面性を理解し、英語で説明する語彙や言い回しを身につける。 |
No.14
学習項目 | Natural Selection and the Rock Pocket Mouse ③ |
---|---|
担当教員 | 實川 |
学生の到達目標 | EvolutionにおけるAdaptation概念を理解し説明できるようになる。 |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
---|---|
担当教員 | |
学生の到達目標 |
實川 眞理子
業種:国際機関
学習項目No. | その経験を生かして、どのような教育を行なうのか。 |
---|---|
全体 | 国際連合の事務局ジェンダー専門官や開発計画「対・HIV/AIDS Resilienceプログラム」,人口基金に於いて実践した人権に基づくReproductive Rights & Healthの実現、特に感染症コントロールについての文化・行動論的アプローチを現場の臨場感を伝えながら、国・民族・宗教・職・教育歴など多様な背景を持つ方々と共同する場において、共通の言語として英語が使えることの大切さを伝える。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
---|---|---|
教科書はない。指定教材をmanabaに掲載する。 |
定期試験 60%、平常点(授業への貢献、提出物、授業内試験)40%
定期試験の講評はmanabaに掲載する。個々に講評を聞きたい学生は、メールでアポイントメントをとって面談を実施する。
オフィスアワーは別途掲載の通りですが、授業運営や講義内容への質問など、クラス全員で共有することが望ましいことは、manabaの掲示板へ投稿してください。
[English 1A]
開講情報 |
|
---|---|
担当教員 |
|
備考 |
TED Conferences によってネット配信された、各分野の専門家によるプレゼンテーションやアニメ動画を教材として、上学年での学修に必要とされる総合的な英語基礎力の涵養を図る。本授業では、リスニングとリーディングの訓練を行うとともに、TEDのトピックに関連して少人数グループによるリサーチおよび英語プレゼンテーションを実施し、発信力の向上を目指す。演習を通してcritical thinking, communication, creativity, collaborationを促進する機会を多く設ける予定である。
・基本的な文法事項・表現・構文が理解できる。
・英語の音声を聴いて話の概要が把握できる。
・英語の長文を読んでその理論展開を正しく把握できる。
・TEDのトピックについて考察を行い、それを授業で学習した語彙・表現・構文等を用いて英語で
まとめ、発表することができる。
[関連する卒業認定・学位授与方針] DP3・DP4
英文スクリプトの予習・復習、英作文課題、リスニング復習、プレゼンテーション原稿の作成を含め、1週当り150分程度の学習が必要である。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
---|---|---|---|
1 | Introduction |
今井 | 講義の方針や進行方法等について理解する。 グループワークに慣れる。 |
2 | Try something new for 30 days |
今井 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
3 | Penguins:Popularity,peril and poop ① |
今井 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
4 | Penguins:Popularity,peril and poop ② |
今井 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
5 | The science of spiciness ① | 今井 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
6 | The science of spiciness ② | 今井 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
7 | A new class of drug that could prevent depression and PTSD ① | 今井 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
8 | 中間テスト | 今井 | 第7回講義までの学修内容を実践的に活用できる。 |
9 | A new class of drug that could prevent depression and PTSD ② |
今井 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
10 | The power of the placebo effect① |
今井 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
11 | The power of the placebo effect② |
今井 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
12 | What causes antibiotic resistance? ① |
今井 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
13 | What causes antibiotic resistance? ② | 今井 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
14 | The rise of personal robots |
今井 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
15 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | Introduction |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | 講義の方針や進行方法等について理解する。 グループワークに慣れる。 |
No.2
学習項目 | Try something new for 30 days |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
No.3
学習項目 | Penguins:Popularity,peril and poop ① |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
No.4
学習項目 | Penguins:Popularity,peril and poop ② |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
No.5
学習項目 | The science of spiciness ① |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
No.6
学習項目 | The science of spiciness ② |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
No.7
学習項目 | A new class of drug that could prevent depression and PTSD ① |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
No.8
学習項目 | 中間テスト |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | 第7回講義までの学修内容を実践的に活用できる。 |
No.9
学習項目 | A new class of drug that could prevent depression and PTSD ② |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
No.10
学習項目 | The power of the placebo effect① |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
No.11
学習項目 | The power of the placebo effect② |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
No.12
学習項目 | What causes antibiotic resistance? ① |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
No.13
学習項目 | What causes antibiotic resistance? ② |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | グループでのディスカッションを通して、トピックについての理解を深めることができる。英語で自分たちの意見をまとめ、短いグループ・プレゼンテーションができる。他グループのプレゼンテーションを聞き、評価できる。 |
No.14
学習項目 | The rise of personal robots |
---|---|
担当教員 | 今井 |
学生の到達目標 | TEDの英語の音声に慣れる。スクリプトを読み内容を正確に把握できる。重要表現や文法事項を学び、応用できる。 |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
---|---|
担当教員 | |
学生の到達目標 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
---|---|---|
プリント配布 |
定期試験(60%)、プレゼンテーション・課題提出・中間テスト(40%)
成績評価の講評については、合格発表日以降にmanabaにて公開する。
[English 1A]
開講情報 |
|
---|---|
担当教員 |
|
備考 |
英語の学習は、概して「読む」「書く」「聞く」「話す」という四つの側面からのアプローチが可能であるが、本授業においては、「聞く」「読む」という面に焦点をあてた学習を行う。またその学習を通じて、適切な日本語の表記と論理的な思考の涵養を目指す。
授業の進め方としては、まず授業の中でこちらの指定した動画(アメリカやイギリスのニュースや映画等)を視聴し、そこに出てきた英文のスクリプトを書きおこし、その和訳をつくるという課題をおこなってもらい回答を提出してもらう。そしてその解説(コンテキストと英文の両方の解説)を中心に授業を展開する。授業中にも課題をおこなってもらうため、辞書(紙の辞書でも電子辞書でもどちらでも可)の携帯が必須である。辞書代わりに携帯電話を使用することは一切認めない。
課題となる動画素材は、出来るだけタイムリーな話題のものになるよう心掛けているため、現時点では全てが確定しているわけではない。そのため、文法事項の説明等に関しては、必ずしも以下に記された順番の通りにはならないかもしれない。文法事項の説明等に関しては、必ずしも以下に記された順番の通りにはならないかもしれない。
なお授業の形態に関しては、基本的に全て「対面」でおこなう。
(1)聞き取りにくい英文が、なぜ聞き取りにくいのかを認識できるようになるとともに、リスニング向上のための学習を実践することができる。
(2)これまで中学校や高等学校などにおいて得た知識・経験を最大限活用し、英文を文法的に正確に解析して読めるようになる。
(3)常にコンテキストを踏まえようとする姿勢を身に付けられる。
課題の回答には、概して60分は要するものと思われる。また課題は内容的に連続したものになるため、新たな課題を行うにおいては、前回の課題の復習が自ずと必要になる(60分は要するであろう)。なお学期末試験は課さずに、3度の授業内テストによって評価するため、テスト前にはさらに綿密な復習が必要である(120分は要するであろう)。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
---|---|---|---|
1 | オリエンテーション:授業の受け方の説明および課題1の回答作成 | 岸野 | 学習の基本姿勢を理解し、課題のやり方を身につける。 |
2 | 重要事項の説明1および課題1の解説 | 岸野 | 「機能語」の聞こえにくさが理解できるようになる。 |
3 | 重要事項の説明2および課題1のさらに詳細な解説 | 岸野 | 「機能語」の聞こえにくさが理解できるようになる。 |
4 | 重要事項の説明3および課題2の解説 | 岸野 | 等位接続詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
5 | 授業内テスト1(解説も含む) | 岸野 | 1~4までに学習したことを着実に身につけられるようになる。 |
6 | 重要事項の説明5および課題3の解説 | 岸野 | 前置詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
7 | 重要事項の説明6および課題3のさらに詳細な解説 | 岸野 | 前置詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
8 | 重要事項の説明7および課題4の復習解説 | 岸野 | 関係詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
9 | 重要事項の説明8および課題4のさらに詳細な解説 | 岸野 | 関係詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
10 | 授業内テスト2(解説も含む) | 岸野 | 6~10までに学習したことを着実に身につけられるようになる。 |
11 | 重要事項の説明10および課題5のさらに詳細な解説 | 岸野 | 受動態の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
12 | 重要事項の説明11および課題6の解説 | 岸野 | 分詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
13 | 重要事項の説明12および課題6のさらに詳細な解説 | 岸野 | 分詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
14 | 授業内テスト3(解説も含む) | 岸野 | 1~13までに学習したことを着実に身につけられるようになる。 |
15 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | オリエンテーション:授業の受け方の説明および課題1の回答作成 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 学習の基本姿勢を理解し、課題のやり方を身につける。 |
No.2
学習項目 | 重要事項の説明1および課題1の解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 「機能語」の聞こえにくさが理解できるようになる。 |
No.3
学習項目 | 重要事項の説明2および課題1のさらに詳細な解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 「機能語」の聞こえにくさが理解できるようになる。 |
No.4
学習項目 | 重要事項の説明3および課題2の解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 等位接続詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
No.5
学習項目 | 授業内テスト1(解説も含む) |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 1~4までに学習したことを着実に身につけられるようになる。 |
No.6
学習項目 | 重要事項の説明5および課題3の解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 前置詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
No.7
学習項目 | 重要事項の説明6および課題3のさらに詳細な解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 前置詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
No.8
学習項目 | 重要事項の説明7および課題4の復習解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 関係詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
No.9
学習項目 | 重要事項の説明8および課題4のさらに詳細な解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 関係詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
No.10
学習項目 | 授業内テスト2(解説も含む) |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 6~10までに学習したことを着実に身につけられるようになる。 |
No.11
学習項目 | 重要事項の説明10および課題5のさらに詳細な解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 受動態の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
No.12
学習項目 | 重要事項の説明11および課題6の解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 分詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
No.13
学習項目 | 重要事項の説明12および課題6のさらに詳細な解説 |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 分詞の意味・用法が正確に理解できるようになる。 |
No.14
学習項目 | 授業内テスト3(解説も含む) |
---|---|
担当教員 | 岸野 |
学生の到達目標 | 1~13までに学習したことを着実に身につけられるようになる。 |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
---|---|
担当教員 | |
学生の到達目標 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
---|---|---|
指定しない。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
---|---|---|
辞書を必ず持ってくること |
課題の提出と授業内テストの総計によって評価する。課題の大まかな評価基準は
1)課題を提出しているかどうか、
2)設問に全て回答しているかどうか、
3)何かのコピペではないか(採点対象外)、
4)誤字脱字等の入力ミスや不適切な表現がないか、
5)既に授業の中で解説したこと・学習したことを踏まえられているかどうかという5点である。
講評は、要望に応じて manaba にて公開する。
[English 1A]
開講情報 |
|
---|---|
担当教員 |
|
備考 |
本授業では、近年の英語学研究の研究成果を踏まえ、現代英語の諸相について「認知言語学」という言語学的な視点から講義する。英語力の基礎である文法・構文についての理解の深めるとともに、適宜アクティブ・ラーニングの手法を取り入れ、問題演習を重ねるなどして、英語運用能力の更なる向上を図る。学習意識の高揚を図り、英語の不思議さ、英語について思索することの面白さを教授したい。この授業は全て対面授業で実施する。
本授業の一般目標として、現代英語の音韻・形態、語彙、文法・語法、構文、構文の交替現象について、認知言語学のアプローチに基づいて理解を深める。特に、英語の文法・語法、構文、構文の交替現象という分野に重点を置く。「認知」という「心のはたらき」の視点を取り入れることにより、英語の構文交替の仕組みを鳥瞰的に理解することを目指したい。同一の事態(出来事)に対して、なぜ複数の構文選択(構文使用)が可能であるのか、というテーマ(たとえば「構文書き換え」として扱われてきた能動文と受動文の交替現象など)を認知言語学によって解き明かし、学習項目の本質的な理解の定着と深化を図る。また、英語の発達史に目を向けることで、英語の音韻・形態、語彙について一歩進んだ理解に到達できると期待する。
学習者自身が、積極的に教科書を活用して認知言語学の基礎を学習することにより、英語の具体的な言語現象に対して、自ら一定の分析や考察を行うことができるようになることも、本授業の目標のひとつとする。学習内容を実際のコミュニケーション活動に活用できるような言語活動の実践に努めたい。
[関連する卒業認定・学位授与方針]DP3・DP4
予習・復習を合わせて1週あたり150分程度の学習が必要である。予習内容については授業中にその都度指示する。毎回の授業の復習とは別に、講義資料を配布するなどして、発展的課題にも取り組んでもらい、学習の定着と深化を図る。また、適宜、教科書を活用しての自学自習を求める。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
---|---|---|---|
1 | 導入・英文法の有用性について | 児玉 | 授業の方針、英文法の有用性についての導入説明を理解できる |
2 | 認知言語学への招待 | 児玉 | 心のはたらきとしての「認知」と英語の表現形成について理解できる |
3 | 英語の成立と英語発達史 | 児玉 | 英語史の概要を学び、現代英語の語彙の諸相を理解できる |
4 | 現代英語の多様性と英文法 | 児玉 | 「米語のインパクト」等のテーマについて学習し、英米語の差異を理解できる |
5 | 統語論の基礎 | 児玉 | 句構造規則について学習し、句という単位の構成素について理解できる |
6 | 文の階層構造と意味 | 児玉 | 文の基本構造とその階層性について理解できる |
7 | 英語の音声学・音韻論の基礎 | 児玉 | 母音の性質、母音・子音の結合パターン、アクセント等の基礎事項を理解できる |
8 | 語のアクセントに関する法則 | 児玉 | 英語の語の音韻パターンに関する法則を発見的に学習し、活用できるようになる |
9 | 認知言語学と英語の構文(1) | 児玉 | 英語の二重目的語構文の諸相について理解できる |
10 | 認知言語学と英語の構文(2) | 児玉 | 英語の使役移動構文の諸相について理解できる |
11 | 認知言語学と構文文法 | 児玉 | 構文文法の基本概念である「構文の意味」について理解できる |
12 | 認知言語学と与格交替現象 | 児玉 | 与格交替の基本的な仕組みについて理解できるようになる |
13 | 与格交替の制約と英語史の接点 | 児玉 | 与格交替に課せられる「英語史を背景とする」制約について理解できる |
14 | 総合演習 | 児玉 | 認知言語学の応用可能性を理解できる |
15 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | 導入・英文法の有用性について |
---|---|
担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 授業の方針、英文法の有用性についての導入説明を理解できる |
No.2
学習項目 | 認知言語学への招待 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 心のはたらきとしての「認知」と英語の表現形成について理解できる |
No.3
学習項目 | 英語の成立と英語発達史 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 英語史の概要を学び、現代英語の語彙の諸相を理解できる |
No.4
学習項目 | 現代英語の多様性と英文法 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 「米語のインパクト」等のテーマについて学習し、英米語の差異を理解できる |
No.5
学習項目 | 統語論の基礎 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 句構造規則について学習し、句という単位の構成素について理解できる |
No.6
学習項目 | 文の階層構造と意味 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 文の基本構造とその階層性について理解できる |
No.7
学習項目 | 英語の音声学・音韻論の基礎 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 母音の性質、母音・子音の結合パターン、アクセント等の基礎事項を理解できる |
No.8
学習項目 | 語のアクセントに関する法則 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 英語の語の音韻パターンに関する法則を発見的に学習し、活用できるようになる |
No.9
学習項目 | 認知言語学と英語の構文(1) |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 英語の二重目的語構文の諸相について理解できる |
No.10
学習項目 | 認知言語学と英語の構文(2) |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 英語の使役移動構文の諸相について理解できる |
No.11
学習項目 | 認知言語学と構文文法 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 構文文法の基本概念である「構文の意味」について理解できる |
No.12
学習項目 | 認知言語学と与格交替現象 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 与格交替の基本的な仕組みについて理解できるようになる |
No.13
学習項目 | 与格交替の制約と英語史の接点 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 与格交替に課せられる「英語史を背景とする」制約について理解できる |
No.14
学習項目 | 総合演習 |
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担当教員 | 児玉 |
学生の到達目標 | 認知言語学の応用可能性を理解できる |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
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担当教員 | |
学生の到達目標 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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『はじめて学ぶ認知言語学』 | 児玉一宏・谷口一美・深田智編著 | ミネルヴァ書房 |
期末試験の成績(70%)、授業への積極的な参加態度および課題提出などの平常点(30%)を総合して評価する。
定期試験の講評をmanabaを通して公開する。