• 人間学

    [Philosophical Anthropology]

    開講情報
    • 2年次前期

      講義

      1.5単位選択

    担当教員
    • 非常勤講師得能 想平

    備考  

    概要

     「人間とは何か」という問いについて、哲学を出発点にどのように考えることができるかを、現代の哲学的状況を踏まえつつ、「現象学」、「ドイツ観念論」、「言語哲学とプラグマティズム」、「フランス現代思想」という四つの観点から考察する。
     この授業は全て対面授業で構成する。

    授業の一般目標

     人間の多様な側面について、哲学がどのように考えてきたかを区別し、説明できる。
     現代の哲学的な文献を読解するために必要な基礎知識を身につける。

    準備学習(予習・復習)

     この講義では主に復習に時間を使うこと。
     教科書ないし毎回の配布資料を授業後に読み直し、理解の行き届かない部分について考えてみること。
     準備学習の所要時間は各回の内容や時期によって異なるので一律の時間を決めることはしないが、平均すると60分程度を必要とする。

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 導入 得能 講義の概要、到達目標について説明できる。
    2 現代の哲学の状況
    得能 現代の哲学における「現象学」、「ドイツ観念論」、「言語哲学とプラグマティズム」、「フランス現代思想」の位置づけを説明できる。
    3 現象学(1)
    得能 現象学の一般的な特徴を説明できる。
    4 現象学(2)
    得能 フッサールの重要な考え方について説明できる。
    5 現象学(3)
    得能 ハイデガーの重要な考え方について説明できる。
    6 ドイツ観念論(1)
    得能 カントの重要な考え方について説明できる。
    7 ドイツ観念論(2)
    得能 フィヒテ・シェリングの重要な考え方について説明できる。
    8 ドイツ観念論(3)
    得能 ヘーゲルの重要な考え方について説明できる。
    9 言語哲学とプラグマティズム(1)
    得能 ウィトゲンシュタインの重要な考え方について説明できる。
    10 言語哲学とプラグマティズム(2)
    得能 古典的なプラグマティズムの重要な考え方について説明できる。
    11 言語哲学とプラグマティズム(3)
    得能 ネオ・プラグマティズムの重要な考え方について説明できる。
    12 フランス現代思想(1)
    得能 サルトルの重要な考え方について説明できる。
    13 フランス現代思想(2)
    得能 ラカンの重要な考え方について説明できる。
    14 フランス現代思想(3)
    得能 ドゥルーズの重要な考え方について説明できる。
    15 総括・まとめ

    No.1

    学習項目 導入
    担当教員 得能
    学生の到達目標 講義の概要、到達目標について説明できる。

    No.2

    学習項目 現代の哲学の状況
    担当教員 得能
    学生の到達目標 現代の哲学における「現象学」、「ドイツ観念論」、「言語哲学とプラグマティズム」、「フランス現代思想」の位置づけを説明できる。

    No.3

    学習項目 現象学(1)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 現象学の一般的な特徴を説明できる。

    No.4

    学習項目 現象学(2)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 フッサールの重要な考え方について説明できる。

    No.5

    学習項目 現象学(3)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 ハイデガーの重要な考え方について説明できる。

    No.6

    学習項目 ドイツ観念論(1)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 カントの重要な考え方について説明できる。

    No.7

    学習項目 ドイツ観念論(2)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 フィヒテ・シェリングの重要な考え方について説明できる。

    No.8

    学習項目 ドイツ観念論(3)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 ヘーゲルの重要な考え方について説明できる。

    No.9

    学習項目 言語哲学とプラグマティズム(1)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 ウィトゲンシュタインの重要な考え方について説明できる。

    No.10

    学習項目 言語哲学とプラグマティズム(2)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 古典的なプラグマティズムの重要な考え方について説明できる。

    No.11

    学習項目 言語哲学とプラグマティズム(3)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 ネオ・プラグマティズムの重要な考え方について説明できる。

    No.12

    学習項目 フランス現代思想(1)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 サルトルの重要な考え方について説明できる。

    No.13

    学習項目 フランス現代思想(2)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 ラカンの重要な考え方について説明できる。

    No.14

    学習項目 フランス現代思想(3)
    担当教員 得能
    学生の到達目標 ドゥルーズの重要な考え方について説明できる。

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    『物語 哲学の歴史-自分と世界を考えるために』 伊藤 邦武 中央公論新社

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    授業中に指示する。

    成績評価方法・基準

     ミニレポート70%、期末課題30%

    評価のフィードバック

     成績評価の講評については、個別に対応する。