[19th century Kyoto as a disaster-stricken city and its community]
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備考 |
一般的に言っても、都市というものは、居住人口はもちろんのこと、人やモノの流出入が多く、政治的・社会的・経済的な諸機能が集中しているため、様々な災害がおきやすく、また被害規模が大きくなりやすい。平安京以来の王権の所在都市でもあった京都は、歴史的にみて、とくにそうした特徴が著しい。
本講義では、開国・明治維新という動乱の時期をはさむ19世紀の京都におけるもろもろの災害をとりあげ、その被害のあり方、災害に対する行政や人々の対応、復興の過程、災害からの学び(防災や予防)などについて、京都における社会システムと関わらせながら跡づけてみる。そうすることで、京都という特徴ある都市の歴史をダイナミックに捉えることを目指したい。
1.イントロダクション、天明の大火とその後
2.文政の大地震と京都
3.天保の飢饉と京都(1)
4.天保の飢饉と京都(2)
5.天保の改革と京都
6.嘉永・安政期の京都(1)—物価高騰と飢餓—
7.嘉永・安政期の京都(2)—安政の大火とその後—
8.開国・安政の大獄と京都
9.安政期のコレラ流行と京都
10.禁門の変とどんどん焼け
11.慶応期の物価高騰と飢餓
12.戊辰戦争と京都
13.明治期のコレラ流行と京都(1)
14.明治期のコレラ流行と京都(2)
15.まとめ
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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プリントにて関連資料を配付する。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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『京都の歴史災害』 | 吉越昭久・片平博文編 | 思文閣出版、2012年 |
小課題などの平常点(20%)と筆記試験(80%)
成績発表後まもなく掲示にて公開する。
[Disease and its remedy medicine]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
胃、十二指腸、小腸など、消化管の働きに関して、様々な研究も含めて紹介し、さらに薬剤の副作用として生じる様々な消化管障害、ならびに治療薬について解りやすく説明する。
1. 総論:消化管の働きに関する様々な研究の紹介、および講義の全体的な概要
2. 消化管障害モデルの紹介(障害発生における攻撃因子と防禦因子の説明)
3. 攻撃因子 (1):胃酸分泌の調節と酸分泌抑制薬
4. 攻撃因子 (2):胃酸分泌の調節と酸分泌抑制薬
5. 防禦因子 (1):プロスタグランジンによる粘膜保護
6. 防禦因子 (2):一酸化窒素による粘膜保護
7. 防禦因子 (3):カプサイシン感受性知覚神経を介する保護作用
8. 防御因子 (4):重炭酸イオン分泌の調節と分泌促進薬
9. 防御因子 (5):重炭酸イオン分泌の調節と分泌促進薬
10. 防御因子 (6):胃粘膜血流(粘膜保護における重要性)
11. 薬の副作用による消化管障害 (1):非ステロイド系抗炎症薬
12. 薬の副作用による消化管障害 (2):非ステロイド系抗炎症薬
13. 薬の副作用による消化管障害 (3):骨粗鬆症薬と抗うつ薬
14. 薬の副作用による消化管障害 (4):抗血栓薬による胃出血の増大
15. 抗潰瘍薬の紹介
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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なし |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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なし |
レポート提出(100%)