[Clinical Practice]
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備考 |
薬剤師は「医療の担い手」であり、社会から薬の専門家としての知識・技能・態度を有することが求められている。薬剤師を目指す者は、安心・安全な医薬品の供給、医薬品の適正使用、患者や生活者への情報提供、薬物治療等についての学識を深めるとともに、生命尊重の倫理観の醸成が要求される。これらの学識は、医療現場での業務のみならず、製薬企業や公的機関においても必要となる。
薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版)に従い、薬局実習・病院実習の順でそれぞれ11週間の参加型実務実習を実施する。実習項目としては、1. 薬学臨床の基礎、2. 処方せんに基づく調剤、3. 薬物療法の実践、4. チーム医療への参画、5. 地域の保健・医療・福祉への参画が挙げられる。
なお、実務実習に先立ち、直前講義(全体講義、10名程度のグループ講義、および実務実習記録演習)を学内で開講する。ただし、実務実習履修時期によっては、全体講義・実務実習記録演習をオンデマンド型配信とすることがある。
患者・生活者本位の視点に立ち、薬剤師として病院や薬局などの臨床現場で活躍するために、薬物療法の実践と、チーム医療・地域保健医療への参画に必要な基本的事項を修得する。
[関連する卒業認定・学位授与方針]DP1~5
当日の実務実習内容の整理と確認を行い、実務実習記録に記入すること。また、次回の学習項目について予習を行っておくこと。
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト 2022年版 | 監修:薬学教育協議会 病院・薬局実務実習近畿地区調整機構 編集:日本病院薬剤師会近畿ブロック/日本薬剤師会大阪・近畿ブロック | じほう |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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治療薬マニュアル | 監修:高久史磨、矢崎義雄 | 医学書院 |
実習への取組み姿勢、実務実習内容、施設からの評価等を基に総合的に評価する。
日々の実習の中で指導薬剤師からフィードバックを受ける。また、実習記録を通じてフィードバックされることがある。
実習施設では実務実習指導薬剤師の指示を受けること。また、実習施設ごとに学内教員から正・副担当教員を配置する。これら担当教員や担当部署である臨床薬学教育研究センターへの連絡方法については、直前講義で伝達する。