-
ドイツ語と文化A
[German Language and Culture A]
開講情報 -
1年次前期
講義
1.5単位選択
担当教員 -
准教授桑形 広司
非常勤講師奥田 誠司
非常勤講師熊谷 知実
備考 概要
大学生になったことを実感する授業の一つが第二外国語の授業だといわれています。本学ではドイツ語は130年前の創立以来一貫して講じられてきた伝統的な外国語です。またドイツ語は我が国に近代医学、薬学の基礎を伝えてきたドイツの言語です。外国語でのコミュニケーションは英語でほぼ事足りる時代ですが、本学で学ぶ薬学が何故ドイツで発展してきたのか知るには、ドイツ人の国民性やドイツの歴史を知っておく必要があります。そのためには彼らの言葉を学ぶことが一番の近道となります。ドイツ語を学ぶ歴史的意義です。二度の大戦に敗れ焦土と化した国土を不死鳥のごとく蘇らせたドイツ人の不屈の精神や行き詰まる経済状態や社会改革に取り組み、新たな道を追求するチャレンジ精神は我が国としても大いに見習うべきものがあります。これこそドイツ語を学ぶ今日的意味です。そしてもう一つ、ドイツ語は英語と同系統の言語です。英語にある様々な言語現象を理解する上でドイツ語の学習は大いに役立ちます。言語学の立場から見た学習意義です。
本学在学中にそんな彼らの日常に触れることができるドイツの大学に短期留学を体験してみませんか。２年次の夏にそれが可能となります。そのための基礎となるドイツ語の基礎文法をまず一年かけて学習しましょう。授業の一般目標
2週で1課を終える程度の進度で進めます（課によって異なる場合あり）。ドイツ語の挨拶、アルファベットと100までの数字の言い方、ドイツ語の単語、文章が正確に読めること、辞書の基本的な使い方をマスターすることを前期の目標とします。それとドイツ語を話す国々に関する様々な情報を最新の資料を使って紹介します。それでドイツ語を話す人々や国々に対する理解を深めていきます。
準備学習(予習・復習)
毎回練習問題を宿題として課すので、必ず自宅で解答しておくこと。毎回その練習問題を受講者に発表してもらう予定です。独和辞典や参考書の紹介は最初の授業で行います。
毎回講義終盤に前回講義の内容に関する小テストを行うので、復習をしておくこと。宿題と予習に1時間程度必要です。学習項目・学生の到達目標
No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標 1 辞書の紹介・アルファベット、発音 桑形
奥田
熊谷独和辞典の紹介、ドイツ語のアルファベットをマスターする。
2 発音 桑形
奥田
熊谷単母音・複母音・子音の発音の仕方をマスターする。
3 人称代名詞と動詞の現在人称変化、語順 桑形
奥田
熊谷動詞は主語の人称と数に応じて語尾変化することをマスターする。主語になる代名詞の使い方を覚える。 4 練習問題(1) 桑形
奥田
熊谷実際に文章を通じて動詞の現在人称変化の運用の仕方を学ぶ。 5 不規則変化動詞、名詞の性と複数形 桑形
奥田
熊谷名詞には文法上の性があり、複数形の作り方も複数あることを辞書を使って確認する。
英語のthe,a(n)に相当する定冠詞や不定冠詞の用法をマスターする。6 練習問題(2) 桑形
奥田
熊谷文中で名詞の性の違いを区別する方法を学ぶ。定冠詞と不定冠詞の使い方の違いを習得する。 7 名詞・代名詞の格変化 桑形
奥田
熊谷名詞・代名詞の文中の機能（格）はどのように表すのかマスターする。 8 練習問題(3) 桑形
奥田
熊谷実際に文章を通じて定冠詞、不定冠詞や名詞の格変化の運用の仕方を学ぶ。 9 冠詞類、否定文、命令形 桑形
奥田
熊谷英語のthat, these, whichなどに相当する冠詞類、ドイツ語の否定の仕方、命令形の作り方をマスターする。 10 練習問題(4) 桑形
奥田
熊谷実際に文章を通じてドイツ語の冠詞詞はどのようなものか、一般的な否定の仕方、複数あるドイツ語の命令表をマスターする。 11 前置詞、接続詞 桑形
奥田
熊谷ドイツ語の前置詞は特定の格と結びつくことを学ぶ。動詞の位置は接続詞と密接に結びついていることをマスターする。 12 練習問題(5) 桑形
奥田
熊谷実際に文章の中で前置詞と名詞や代名詞の組み合わせ方をマスターする。動詞は接続詞によってその位置を変える場合があることを認識する。 13 話法の助動詞、分離動詞 桑形
奥田
熊谷英語にもある話法の助動詞と比較しながら、ドイツ語の話法の助動詞の特徴をマスターする。英語の群動詞に似た動詞がドイツ語にもあることを学ぶ。 14 練習問題(6) 桑形
奥田
熊谷実際に文章を通じて話法の助動詞の用法、英語との違いを認識する。ドイツ語の動詞は派生形が多く、英語ほど多くの語彙を必要としないことを学ぶ。 15 総括・まとめ No.1
学習項目 辞書の紹介・アルファベット、発音 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 独和辞典の紹介、ドイツ語のアルファベットをマスターする。
No.2
学習項目 発音 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 単母音・複母音・子音の発音の仕方をマスターする。
No.3
学習項目 人称代名詞と動詞の現在人称変化、語順 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 動詞は主語の人称と数に応じて語尾変化することをマスターする。主語になる代名詞の使い方を覚える。 No.4
学習項目 練習問題(1) 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 実際に文章を通じて動詞の現在人称変化の運用の仕方を学ぶ。 No.5
学習項目 不規則変化動詞、名詞の性と複数形 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 名詞には文法上の性があり、複数形の作り方も複数あることを辞書を使って確認する。
英語のthe,a(n)に相当する定冠詞や不定冠詞の用法をマスターする。No.6
学習項目 練習問題(2) 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 文中で名詞の性の違いを区別する方法を学ぶ。定冠詞と不定冠詞の使い方の違いを習得する。 No.7
学習項目 名詞・代名詞の格変化 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 名詞・代名詞の文中の機能（格）はどのように表すのかマスターする。 No.8
学習項目 練習問題(3) 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 実際に文章を通じて定冠詞、不定冠詞や名詞の格変化の運用の仕方を学ぶ。 No.9
学習項目 冠詞類、否定文、命令形 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 英語のthat, these, whichなどに相当する冠詞類、ドイツ語の否定の仕方、命令形の作り方をマスターする。 No.10
学習項目 練習問題(4) 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 実際に文章を通じてドイツ語の冠詞詞はどのようなものか、一般的な否定の仕方、複数あるドイツ語の命令表をマスターする。 No.11
学習項目 前置詞、接続詞 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 ドイツ語の前置詞は特定の格と結びつくことを学ぶ。動詞の位置は接続詞と密接に結びついていることをマスターする。 No.12
学習項目 練習問題(5) 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 実際に文章の中で前置詞と名詞や代名詞の組み合わせ方をマスターする。動詞は接続詞によってその位置を変える場合があることを認識する。 No.13
学習項目 話法の助動詞、分離動詞 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 英語にもある話法の助動詞と比較しながら、ドイツ語の話法の助動詞の特徴をマスターする。英語の群動詞に似た動詞がドイツ語にもあることを学ぶ。 No.14
学習項目 練習問題(6) 担当教員 桑形
奥田
熊谷学生の到達目標 実際に文章を通じて話法の助動詞の用法、英語との違いを認識する。ドイツ語の動詞は派生形が多く、英語ほど多くの語彙を必要としないことを学ぶ。 No.15
学習項目 総括・まとめ 担当教員 学生の到達目標 教科書
書名 著者名 出版社名 アブライゼ 伝え合うドイツ語 高橋 亮介 川名 真矢 朝日出版 成績評価方法・基準
定期試験の成績を80％、授業中に課する小テストを20％として評価する。
評価のフィードバック
成績評価の講評については、合格発表以後個別に対応する。
備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
桑形准教授は水曜日以外の午後研究室にて質問を受け付けます。メールでも常時、質問を受け付けています。
奥田、熊谷は出講日の金曜日の授業終了後に質問を受け付けます。 -