[Culture]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
この講義では、グローバル化が「文化」にどのような影響を与えてきたのか、またそこから現在、どのような新しい動きが生じてきているのかについて、近代以降の歴史を辿って考察する。第一部「文化について考える」では、「文明」および「文化」という語や概念が「発生」してきた歴史を、近代国民国家との関係を軸に問い直す。第二部「国民国家と文化」では、「日本人(論)」を再考した上で、国民国家における「文化統合」の問題を、文化ヘゲモニーの側面から日本、ドイツ、フランスの事例を基に考える。その上で、第三部「グローバル化と文化」では、カルチュラルスタディーズの領域からいくつかの事例(多文化主義など)を概観し、「文化の越境/融合」の可能性を考えていく。
授業は対面講義形式で、レジュメ、文章資料(および映像資料)を使いながら進める。毎回、コメントカードへ意見や質問を記入してもらい、それへの回答を通じて意見交換も行う。
1:グローバル化の時代に変容する「文化」の諸相について理解を深めることができる。
2:比較文化の見地から、現在世界のパラダイムを読み解く力を身につけることができる。
読むべきテキストを適宜配布するので、目を通して講義に参加すること。また、理解が追いつかない点や、もっと知識を深めたい点がある場合は参考文献を積極的に読んで学ぶことも大切となる。準備学習時間としては1講義につき、150分を目安としている。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
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1 | 第一部「文化について考える」ガイダンス・「文化」「文明」とは① | 田中 | この講義の概要について理解できる 「文化」や「文明」についてその語の起源や日本での使用のされ方について理解し、説明できる |
2 | 「文化」「文明」とは② | 田中 | 「文化」や「文明」について理解し、説明できる |
3 | 第二部「国民国家と文化」 ヨーロッパの世界進出と日本① |
田中 | 近代世界システムの形成と文化の伝播について理解し、説明できる |
4 | ヨーロッパの世界進出と日本② | 田中 | 世界の一体化と開国、明治維新と「日本」の自覚の形成について理解し、説明できる |
5 | 「日本文化」の形成 | 田中 | 「日本人」や日本の「文化」「伝統」といったものの形成について理解し、説明できる |
6 | 「日本人」の起源研究① | 田中 | 「日本人」とは何かについて理解し、説明できる |
7 | 「日本人」の起源研究② | 田中 | 「日本人」とは何かについて理解し、説明できる |
8 | ドイツにおける文化統合 | 田中 | 「ドイツ」や「ドイツ人」の成り立ちや、ドイツ地域の様々な「文化」について理解することができる |
9 | フランスにおける文化統合 | 田中 | 「フランス」や「フランス人」の成り立ちや、フランス地域の様々な「文化」について理解することができる |
10 | アルザスの特殊性と「文化」 | 田中 | ドイツとフランスとの間で4度も国境変更を強いられたアルザスを事例に「国民国家」や「文化」について理解することができる |
11 | 第三部「グローバル化」と文化 カルチュラルスタディーズ① |
田中 | 近現代世界と「文化」について、カルチュラルスタディーズという学問領域を通して理解できる |
12 | カルチュラルスタディーズ② | 田中 | カルチュラルスタディーズの研究事例を通して、「文化」への理解を深めることができる |
13 | 多文化主義と多文化主義批判 | 田中 | カナダやオーストラリアの「多文化主義」の事例を通して、社会のあり方を考察し、自分の意見を持つことができる |
14 | 日本の多文化共生 | 田中 | 日本の「多文化共生」の事例を通して、社会のあり方を考察し、自分の意見を持つことができる |
15 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | 第一部「文化について考える」ガイダンス・「文化」「文明」とは① |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | この講義の概要について理解できる 「文化」や「文明」についてその語の起源や日本での使用のされ方について理解し、説明できる |
No.2
学習項目 | 「文化」「文明」とは② |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 「文化」や「文明」について理解し、説明できる |
No.3
学習項目 | 第二部「国民国家と文化」 ヨーロッパの世界進出と日本① |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 近代世界システムの形成と文化の伝播について理解し、説明できる |
No.4
学習項目 | ヨーロッパの世界進出と日本② |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 世界の一体化と開国、明治維新と「日本」の自覚の形成について理解し、説明できる |
No.5
学習項目 | 「日本文化」の形成 |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 「日本人」や日本の「文化」「伝統」といったものの形成について理解し、説明できる |
No.6
学習項目 | 「日本人」の起源研究① |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 「日本人」とは何かについて理解し、説明できる |
No.7
学習項目 | 「日本人」の起源研究② |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 「日本人」とは何かについて理解し、説明できる |
No.8
学習項目 | ドイツにおける文化統合 |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 「ドイツ」や「ドイツ人」の成り立ちや、ドイツ地域の様々な「文化」について理解することができる |
No.9
学習項目 | フランスにおける文化統合 |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 「フランス」や「フランス人」の成り立ちや、フランス地域の様々な「文化」について理解することができる |
No.10
学習項目 | アルザスの特殊性と「文化」 |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | ドイツとフランスとの間で4度も国境変更を強いられたアルザスを事例に「国民国家」や「文化」について理解することができる |
No.11
学習項目 | 第三部「グローバル化」と文化 カルチュラルスタディーズ① |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 近現代世界と「文化」について、カルチュラルスタディーズという学問領域を通して理解できる |
No.12
学習項目 | カルチュラルスタディーズ② |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | カルチュラルスタディーズの研究事例を通して、「文化」への理解を深めることができる |
No.13
学習項目 | 多文化主義と多文化主義批判 |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | カナダやオーストラリアの「多文化主義」の事例を通して、社会のあり方を考察し、自分の意見を持つことができる |
No.14
学習項目 | 日本の多文化共生 |
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担当教員 | 田中 |
学生の到達目標 | 日本の「多文化共生」の事例を通して、社会のあり方を考察し、自分の意見を持つことができる |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
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担当教員 | |
学生の到達目標 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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使用しない。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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講義内で指示する。 |
平常点(毎回提出の「講義のまとめ及び質問」)60%、最終レポート40%
*ただし、平常点が満点であった場合でも、最終レポートの提出がなければ評価しない。
成績評価の講評については個別に対応する。