開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
近年、分子細胞生物学の進歩により、病変に関わる分子が明らかにされた疾病も多く、これらの中には、生活環境と疾病の因果関係も新しい概念の中で理解されようとしている。食品は生体構成成分の素材の補給と、生命現象を営むために必要な生体エネルギーの供給のみならず、種々の生体調節機能を有することも明らかにされてきている。また生活環境中には、既に有害性が知られる種々の化学物質が存在するとともに、ヒトへ与える影響が未解明である化学物質も生み出され続けている。そこで、衛生薬学Aでは”疾病を防ぎ、生命を衛る”の観点から、食品の栄養および安全性ならびに環境中の有害物質の毒性評価などの問題に対して化学的にアプローチし、理解を深める。
この講義は対面で実施する。
健康維持に必要な栄養を化学的に理解するために、栄養素、代謝、食品の安全性と衛生管理などに関する基礎的知識を修得する。
[関連する卒業認定・学位授与方針]DP1・DP2・DP4
予習復習を合わせて1週間あたり150分程度の学習が必要である。予習では、シラバスに記載されている学習項目と到達目標を理解して、該当する教科書を読み、重要項目をノートにまとめた上で講義に臨むこと。また受講後は、各講義毎の復習課題に取り組み、講義内容を踏まえて、予習で作成したノートを加筆修正し、まとめノートを作成すること。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
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1 | 栄養素 食品の品質と管理 |
長澤一 | 健康の維持・増進における炭水化物の役割・機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 炭水化物が変質する機構およびそれを防ぐ方法(保存法)について説明できる。 |
2 | 栄養素 食品の品質と管理 |
長澤一 | 健康の維持・増進における脂質の役割・機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 油脂が変質する機構およびそれを防ぐ方法(保存法)について説明できる。 |
3 | 栄養素 食品の品質と管理 |
長澤一 | 健康の維持・増進におけるタンパク質の役割・機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 タンパク質が変質する機構およびそれを防ぐ方法(保存法)について説明できる。 |
4 | 栄養素 食品の品質と管理 |
長澤一 | 健康の維持・増進におけるビタミンおよびミネラルの役割と機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 |
5 | 栄養素 食品の品質と管理 |
長澤一 | 健康の維持・増進におけるビタミンおよびミネラルの役割と機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 |
6 | 食品の品質と管理 | 長澤一 | エネルギー代謝に関わる基礎代謝量、呼吸商、エネルギー所要量の意味について説明できる。 日本人の食事摂取基準について説明できる。 食品衛生のための法規制について説明できる。 特別用途食品と保健機能食品について説明できる。 |
7 | 食品の品質と管理 | 長澤一 | 代表的な食品添加物を用途別に列挙し、それらの働きを説明できる。 食中毒の原因となる代表的な自然毒を列挙し、その原因物質、作用機構、症状の特徴を説明できる。 カビなどによる食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼす影響を説明できる。 |
8 | 化学物質の吸収・排泄、および代謝 | 松本 | 健康に影響を及ぼす化学物質の吸収および排泄機構について説明できる。 第一相反応による化学物質の代謝および代謝的活性化機構について説明できる。 |
9 | 化学物質の代謝 | 松本 | 第二相反応による化学物質の代謝および代謝活性化機構について説明できる。 化学物質の代謝に影響を与える因子について説明できる。 |
10 | 化学物質による発がん | 松本 | 発がんに関わる化学物質を列挙し、その作用機構について説明できる。 |
11 | 有害物質 | 松本 | 無機物質、農薬、PCB、およびダイオキシンの毒性および社会へ与える影響について説明できる。 有毒化学物質の使用および管理に関わる規制・制度や関連法規について説明できる。 |
12 | 有害物質 | 松本 | 薬物乱用が社会へ与える影響,国内の動向,および関連法規について説明できる。 乱用薬物の代謝、検出、および毒性について説明できる。 |
13 | 化学物質の安全性評価 | 松本 | 化学物質の安全性を評価する方法について説明できる。 化学物質による健康被害を防止するための規制・制度や関連法規について説明できる。 |
14 | 解毒処置法 | 松本 | 化学物質による中毒症状について説明できる。 化学物質による健康被害を防止するための解毒処置法について説明できる。 |
15 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | 栄養素 食品の品質と管理 |
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担当教員 | 長澤一 |
学生の到達目標 | 健康の維持・増進における炭水化物の役割・機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 炭水化物が変質する機構およびそれを防ぐ方法(保存法)について説明できる。 |
No.2
学習項目 | 栄養素 食品の品質と管理 |
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担当教員 | 長澤一 |
学生の到達目標 | 健康の維持・増進における脂質の役割・機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 油脂が変質する機構およびそれを防ぐ方法(保存法)について説明できる。 |
No.3
学習項目 | 栄養素 食品の品質と管理 |
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担当教員 | 長澤一 |
学生の到達目標 | 健康の維持・増進におけるタンパク質の役割・機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 タンパク質が変質する機構およびそれを防ぐ方法(保存法)について説明できる。 |
No.4
学習項目 | 栄養素 食品の品質と管理 |
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担当教員 | 長澤一 |
学生の到達目標 | 健康の維持・増進におけるビタミンおよびミネラルの役割と機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 |
No.5
学習項目 | 栄養素 食品の品質と管理 |
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担当教員 | 長澤一 |
学生の到達目標 | 健康の維持・増進におけるビタミンおよびミネラルの役割と機能とそれらの過不足によって起こる疾病や健康障害について説明できる。 |
No.6
学習項目 | 食品の品質と管理 |
---|---|
担当教員 | 長澤一 |
学生の到達目標 | エネルギー代謝に関わる基礎代謝量、呼吸商、エネルギー所要量の意味について説明できる。 日本人の食事摂取基準について説明できる。 食品衛生のための法規制について説明できる。 特別用途食品と保健機能食品について説明できる。 |
No.7
学習項目 | 食品の品質と管理 |
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担当教員 | 長澤一 |
学生の到達目標 | 代表的な食品添加物を用途別に列挙し、それらの働きを説明できる。 食中毒の原因となる代表的な自然毒を列挙し、その原因物質、作用機構、症状の特徴を説明できる。 カビなどによる食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼす影響を説明できる。 |
No.8
学習項目 | 化学物質の吸収・排泄、および代謝 |
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担当教員 | 松本 |
学生の到達目標 | 健康に影響を及ぼす化学物質の吸収および排泄機構について説明できる。 第一相反応による化学物質の代謝および代謝的活性化機構について説明できる。 |
No.9
学習項目 | 化学物質の代謝 |
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担当教員 | 松本 |
学生の到達目標 | 第二相反応による化学物質の代謝および代謝活性化機構について説明できる。 化学物質の代謝に影響を与える因子について説明できる。 |
No.10
学習項目 | 化学物質による発がん |
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担当教員 | 松本 |
学生の到達目標 | 発がんに関わる化学物質を列挙し、その作用機構について説明できる。 |
No.11
学習項目 | 有害物質 |
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担当教員 | 松本 |
学生の到達目標 | 無機物質、農薬、PCB、およびダイオキシンの毒性および社会へ与える影響について説明できる。 有毒化学物質の使用および管理に関わる規制・制度や関連法規について説明できる。 |
No.12
学習項目 | 有害物質 |
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担当教員 | 松本 |
学生の到達目標 | 薬物乱用が社会へ与える影響,国内の動向,および関連法規について説明できる。 乱用薬物の代謝、検出、および毒性について説明できる。 |
No.13
学習項目 | 化学物質の安全性評価 |
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担当教員 | 松本 |
学生の到達目標 | 化学物質の安全性を評価する方法について説明できる。 化学物質による健康被害を防止するための規制・制度や関連法規について説明できる。 |
No.14
学習項目 | 解毒処置法 |
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担当教員 | 松本 |
学生の到達目標 | 化学物質による中毒症状について説明できる。 化学物質による健康被害を防止するための解毒処置法について説明できる。 |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
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担当教員 | |
学生の到達目標 |
長澤一樹
業種:病院・薬局
学習項目No. | その経験を生かして、どのような教育を行なうのか。 |
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1-7 | 病院及び薬局での栄養指導の経験を基に基礎知識がどのように現場で活用できるかを解説する。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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薬学領域の食品衛生化学第4版 | 長澤一樹他編著 | 廣川書店 |
第7版 衛生薬学−健康と環境− | 姫野誠一郎他編 | 丸善 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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新スタンダード薬学シリーズ第5巻 衛生薬学 | 日本薬学会編 | 東京化学同人 |
定期試験(100%)の成績により評価する。
講評は試験終了後にmanaba上に公開する。